買い物を楽しむ中で気軽にCSRに参加できる仕組み
COJ: 日本カーボンオフセット(COJ)のサービスを導入したきっかけを教えてください。
フランクウィーンセンスは、既存のマーケットでは飽き足らない大人の女性に向けたショップとして、
グローバルな感覚の品揃えを意識した、遊び心あるオリジナルコレクションを中心に商品を揃えています。
そして、ターゲットであるこだわりのある大人の女性たちがいつまでも生き生きと輝ける社会を目指して、
ファッションを楽しむ中で気軽に参加できるCSR(社会貢献)プロジェクトを展開しています。
お客様と一緒に自然に社会貢献をしていくために、ユナイテッドアローズのCSRのチームとコラボレーションしながら、
いろんなことを話し合い、カーボンオフセットに限らず1年間の中でエシカル・カレンダーを作り、やることを決めています。
その中の1つとして、私からカーボンオフセットのアイデアを提案しました。
温暖化に対してできることの1つとして、とても分かりやすいと思ったのが、その理由です。
そこで「気に入ったものを買ったらカーボンオフセットができる」という商品を作ろうという話になり、
今回の商品(オリジナルエコバッグ)の発表に至りました。
いろいろ調べたうえで今回のカーボンオフセットのパートナーとしてCOJを選んだのは、
COJは利用者目線で価格が設定されており、また、数多くの実績があったので、
信頼できるパートナーとしてお付き合いできると思ったからです。
エコバッグ、ポイントカードを通じてカーボンオフセットを実施
COJ:今回開発したカーボンオフセット付きエコバッグ、ポイントカードの制度について教えてください。
エコバッグはフランクウィーンセンスのオリジナルデザインのエコバッグなのですが、
デザインについては単純にかわいい、みなさんが持ちやすいデザインにしました。
エコバッグとしても、書類などのセカンドバッグとしても使える魅力的なものになっています。
大きさは大と小があり、大きいバッグはA4サイズが入るサイズで、
書類や雑誌、新聞を入れてハンドバッグと一緒に持てるようにしてあります。
買い物の時にちょっとしたものを入れるのにも便利です。
使わない時はくるくるっと巻いて自分のバッグの中に入れられます。
小さいバッグはポーチがわりにお財布や携帯が入るようになっており、
これを常にバッグの中に入れておき、ランチタイムなどに持って行けるようにしました。
大きいバッグには0.5トンのCO2排出権を付け「あなたの3ヶ月分の生活CO2がオフセットできます」
というシンプルで分かりやすいコメントとCOJのロゴの入った下げ札を付けています。
小さいバッグには0.2トンのCO2排出権を付け、同じように「あなたの1ヶ月分の生活CO2がオフセットできます」
と入った下げ札を付けています。
お客様が生活の中で考えやすい量をCOJにも確認して、3ヶ月、1ヶ月という量的、期間的に分かりやすいCO2の量にしました。
ポイントカードについてもカーボンオフセットの取り組みをしています。
フランクウィーンセンスでは1,000円で1ポイント貯まるというポイントカードを発行しており、
100ポイント貯まるごとに、貯まったポイントを3,000円分の割引としてお使いいただくか、
3,000円分の寄付ができるようにしています。
お客様が寄付を選んだ場合、選択肢の1つとしてCOJを通じて3,000円分のカーボンオフセットができるようにしました。
ブランドのデビューと同時にエコバッグを発表
COJ:商品に対する社内での反応は?
今年の春にスタートしたこのブランドで、お店がデビューする時に誕生した、
社会貢献を目標にして作った商品の第一号だったので、完成してショップに置くことができたことで、
皆が「まずは置くことができて満足。これがお客様のカーボンオフセットにつながれば」という想いでした。
今後もこのような社会貢献活動を続け、徐々にお客様にお披露目していきたいと思います。
COJ:商品に対するお客様からの反応は?
この商品は基本的には営利目的の商品ではないので、お客様に無理強いしたオススメの仕方はしていないんです。
告知してメッセージをお伝えしても、大きな販促はかけていないので、売れ筋の商品ほど高い売上げがあるわけではありません。
ただ、このような社会貢献活動を常に1年中やっていくことで、
私たちのお店の浸透と同時に社会貢献の意識が広まればいいな、と思っています。
お客様にも何度かお店に来ていただくうちに、少しずつ知っていただけると嬉しいです。
今後は、もっと大きな声で社会貢献をアピールしたい
COJ:今後の課題、やりたいことはどんなことですか?
今回の取り組みをおこなう前は「やることに意義があるのでフィーチャーしなくてもいい。営利目的じゃないのだから」
と思っていたのですが、実際にやってみて「やることに意義がある」のではなく、
多くの人が関わり、流通させて初めて効果が発生することを学びました。
私たち企業がCO2排出権を買うとか、お客様の寄付を募ることを独りよがりでやっても、
流通しないと結果的に大きな社会貢献につながりません。
私たちが社会貢献活動に関わる商品やキャンペーンを提案し、
お客様が商品を手にしたり、キャンペーンに参加して初めてキャンペーンのもととなる問題と、
それに関わる団体と、取り扱う私たちとお客様がつながるので、
今後は社会貢献活動をもっと大きな声でアピールしていきたいと思っています。
また、今後もカーボンオフセット関係の取り組みは続けていきたいと思っています。
具体的にはエコバッグが売り切れたら、違った商品にカーボンオフセットをつけられればと思っています。
|