お客様からのご要望からファーストクラスのバスを導入
COJ: 日本カーボンオフセット(COJ)のサービスを導入したきっかけを教えてください。
三越では約2年前から本格的にバスの旅をはじめました。
年間でバス会社と貸切契約し、宣伝もかねて三越のロゴマークを入れたバスを走らせています。
バスツアーを開始してから「もっと座席数の少ないゆったりとしたバスの旅ができないものか」というお客様からのご要望がありました。
ご要望にお応えできるバスを探していた時期、開催していたモーターショーに足を運んだのです。
そこに展示してあったコンセプトカーを見て、「求めていたのはこれだ!」と思いました。
次世代カーのコンセプトで設計されていて、内部は座席10席だけという、これまでにない広さとゆったりとした空間を持つバスでした。
すぐにそのコンセプトをヒントにした新しいバスの製作を始め、大型バスとしては最少搭乗人数の運転手を含む11人乗り、
日本に一台しかない究極のバスが完成したのです。
二人がけの座席が左側に一列しかないので、隣のお客様を気にすることもありません。
また視界をさえぎる装備がないので横も前も180度視界が開き、パノラマの風景をお楽しみいただけます。
後ろの座席ともパーテーションで区切られていますからプライベートな空間を作り出しています。
飛行機のファーストクラスのようなイメージです。
環境に良いシステムを明確に示したいからカーボンオフセット
バスなので運行日誌などを見れば走行距離もすぐに算出することができます。
日野自動車データによる1KmあたりのバスのCO2排出量数値639.2g/kmと、年間で予想されるツアー1日あたりの走行距離250km、
そして予想される年間ツアー稼動日数をかけた数値が年間CO2排出量50トンとなります。
この50トンを年間でカーボンオフセットするようにしました。
CO2排出権購入代金は、時価価格で1トン4,200円でしたので、総額210,000円になり、この総額を寄付する形式をとっています。
旅行代金に含まれるカーボンオフセット料金は一人1日当たり約150円となる計算です。
お客様にも賛同していただき環境活動を浸透させたい
COJ:お客様や社内からの反応はいかがですか?
お客様からは「このカーボンオフセット料金というのは何ですか?」と時々聞かれる事があります。
そういった時はカーボンオフセットの説明から始めております。
そして「150円が旅行代金から環境のために役立つよう寄付されています」とお答えするようにしています。
COJ:社内の反応はいかがですか?
社内からは、かなり反響があります。
社内の他の部から「カーボンオフセットの取り組みをしたいがどうしたら良いのか」、とよく聞かれます。
カーボンオフセットといってもあまり知られていないのが現状です。
「カーボンオフセットとは何か?」から詳しく説明して理解してもらうよう努めています。
また「本当に責任を持ってカーボンオフセットができるのか、
根拠のある,お客様にも納得のいく説明ができるような取り組みを持つことができるのかどうか真剣に考えるように」
と伝えています。
COJ:今後やっていきたいことはありますか?
自分自身もエコ検定の資格を取得していますので、環境にはかなり興味があり、
旅行業としての環境ビジネスの展開を常に考えています。
そのためにエコツアーや生態系を観察するツアーなど積極的に取り入れて行くつもりです。
すでにこの日本橋近くの神田川にボートを出して鳥や魚など生物の観察も行っています。
そうした活動に賛同してくださるお客様が増えれば、
バスツアー以外でもカーボンオフセットを付加価値としたツアーも可能なのではないかと思います。
私どものお客様に合ったどこにも真似できないプレミアム感ある高品質な、
かつ環境に配慮した旅行をご提供できればと望んでおります。
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